[マドリード 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株が見つかったことやユーロ圏で新型コロナが流行していることを受けて、先行き不透明感が強まり、経済予測が難しくなっていると述べた。

副総裁はマドリードで開催された金融イベントで「経済情勢は先行き不透明感が強い。感染症が流行しており、新たな変異株も見つかった」と発言。

欧州ではワクチン接種率が大幅に上昇しているため、こうしたリスクに以前よりもうまく対処できるとした上で、金融政策の選択肢をすべてオープンにしておくが重要だと述べた。