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今私は24卒としてそろそろ就活かぁ、と就活生になろうとしている一方で、コーチングの技術を活用してen-courageでほかの大学1-2年生と向き合い、彼らがキャリアを満足いく形で歩めるような支援をしています。
そういったまさに24卒の当事者であり、かつキャリア支援をしている身からすると、この記事は実情をしっかりととらえ、また就活生に”君はどうする?”と問いかけてくれるような内容だと思いました。
24卒で一番早い子だと記事中にあったGoodfindさんやほかの選抜コミュニティさんの主催するGD対策やケース対策のセミナーに出て、毎週必ず就活対策に時間を割いている印象があります。一方で、そういった子たちと話をしていると、”とりあえず一番難易度が高い企業の対策をしておくことが、今できることかな”という声が多いように感じます。
「就活は情報戦」とはよく言われることですが、まさに就活において試されているのは「どれだけ早く情報を集め、取捨選択し、そのうえで戦略を立ててリスクを回避するか」ということに尽きるのだと思います。
就活を無闇にあおり貴重な大学生活が後悔のあるものになってしまうことは悪だと思います。一方で何も将来のことを考えずただただ漠然と時間を浪費してしまう、そういった大学生が多いこともまた事実です。
就活をする、しないの判断をするためにも、まずは自分がどんなキャリアを歩みたいのか、そのためにはいつから就活をはじめればいいのかも含めて、大学1-2年生のどこかで考えるようなきっかけがあるとよいのかもしれません。
注目のコメント
大学生、人生の内でこんなにエネルギに―満ち溢れている時期を、就職のために時間を大きく使うことが、長い目で見て良いのか、私は疑問に思います。
利害関係のない仲間と答えのないお題を体力が尽きるまで話し合ったり、即物的ではない自らの興味を深堀ったり、社会に出たら決してできないことに集中して、人として地力をつけた方が、いやらしい言い方ですが、人生における投資対効果は高いと感じます。
もちろん、最初のキャリアをどこに置くのかは重要ですが、禍福は糾える縄の如しで、最初の良い選択が、その後に良い結果を生むわけでもありません。
周りに左右されず、その時、その時に本当に何をやるべきかを、自らが決定することが重要だと思っています。焦らずに、自分のペースで。
学生の皆さんには、そう言ってあげたいのは山々なのですが、現状の新卒採用システムでは、学生時代に何かに打ち込んだ人よりも、早く動き出した人、多く行動した人、計画的に学生生活を送ってきた人が志望企業に行けてしまいます。
そもそも個人的には、思い切り勉強に打ち込めるはずの3年時から就職活動に舵を切らなければならない、日本の新卒採用のゲームルールに辟易としています。
一方で、自分だけその動きに抵抗を示すのは、個人にとっても、企業にとってもかかるコストやリスクが大きすぎる。このゲームルールは、経団連や政府がどのような動きを取っても、なかなか変わらないのだろうと思います。
取材を通じて就活の早期化・長期化を感じるとともに、就活に拘束されながら貴重な大学生活を消費しなければいけない大学生がかわいそうだなと思いました。近年、就職活動の早期化・長期化が、学生の負担となっています。
しかし、あくまでも本質は「就職活動で内定を得ること」ではありません。学業や研究、留学、長期インターン、サークル、バイトなど学生の間にできることは数多くありますが、重要なことは、それをなぜやるのかです。
一連の取材を通して、目的から考え、手段にとらわれない自分らしい就活スタイルを選ぶことが大事だと感じました。焦る自分を抑えて、一呼吸置き、自分の好きなことや本当に興味が湧くことを改めて考える時間が重要だと思います。
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