多数の難民を受け入れたスウェーデンが思い知った「寛容さの限界」
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多くの人は、自分や自分の家族の安全な生活が保障されている時に寛容になれる。利他主義や慈悲の心の行動には、相手と同じ痛みを伴うこともあると考えてはいないのでしょう。「福祉」と言う言葉にも、穿った眼でみると安全圏にいる人から社会的弱者への救済であり、富や地位をなくしてまで分配する社会制度にはならない。本当に良い社会とは、こうした現実に蓋をせず向かい合い続けることだと思う。
注目のコメント
記事にあるこの言葉が重くリアリティがあります。「その後スウェーデン人は学んだ。最も慈悲深い国でさえ、人助けには限度があることを。」
事実以下の数字が如実に物語ってます。綺麗事で無責任に重要な政策を決めてはいけません。
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ここ数年、この国は犯罪の急増に頭を抱えている。スウェーデン国家犯罪防止評議会の報告書によれば、この国では過去20年で銃による殺傷事件の発生率がヨーロッパ最低レベルから最高レベルに増え、今ではイタリアや東ヨーロッパ諸国より高くなっている。
教育レベルや所得などあらゆる指標で、新参者が一般の国民に後れを取っているのは無理からぬことだが、驚くのは両者の差の大きさだ。
クルド系経済学者のティノ・サナンダジは著書で、「長期服役者の53%、失業者の58%が外国生まれで、国家の福祉予算の65%を受給しているのも外国生まれの人々」だと指摘している。さらに「スウェーデンの子供の貧困の77%は外国にルーツを持つ世帯に起因し、公共の場での銃撃事件の容疑者の90%は移民系」だという。