「1ドルショップ」に終止符、ダラー・ツリーが1.25ドルに値上げへ
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日本でいう百均にあたるダラーショップで1ドルの商品がなくなるというのは、まさにインフレ。これまでは中国製品など、安く生産されたものを仕入れて動いていた商売が、インフレと物流の停滞に伴う輸送費の値上がり、原油や原料高などでその商売の転換を余儀なくされている。
スゴイッ!とかしか言いようのない商品が、100円で売られている。もやはキセキのようだ。どうやったらこれらの商品を100円で販売できる仕組みが構築できるのか。ただただ感心する。
なので、1.25ドルでも驚かない。もちろんヘビーユーザーにとっては、残念なニュースなのだろうけど。
一方、世の中の一部では「フェアトレード」を口にする人たちも増えてきていいる。製造側の企業努力もあるのだろうけど、でもやっぱりどこかの誰かが、必要以上の負担を背負いながら「売価100円」を実現させているではないかと、思わざるを得ない。
「安いことはいいことだ」は、買う側の話で、一方だけの論理で世の中が進められると、もう一方の人たちはタマッタものじゃない。
「安くていいものを作る」人たちの努力も尊重しつつ、適切な値段を受け入れる「消費者側の協力」も、得少しは考えたいと思うのだ。が、理想と現実は、いつの時代も乖離する。普段見ている海外メディアでこのことを取り上げている記事が数多く出ていたのが印象的でした。アメリカではインフレに対する懸念が現実性を帯びてきており、それを象徴する出来事として受け止められているようです。