虐待防止へ支援計画義務化 ヘルパーが家事・育児手助け―厚労省
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よい施策だとは思うのですが、一体誰が「ヘルパー」をやるのか、できるのかなと思いました。CtoCで「ヘルパー」的な立場が虐待が疑われるような行動を起こしている事例、また「ヘルパー」的な立場の人が顧客からの性被害などに遭う事件なども起こっています。ぜひ虐待防止も目的でしたら専門知識とスキルを持つヘルパーたちの育成等と、複数人数で訪問できる体制などの事故・事件を防ぐ仕組みをセットで考えていただきたいです。本当に問題が深刻な家ではそもそもヘルパーを家に入れるだろうかという気もしますが………。
訪問介護事業所に在籍していた当時、養育支援事業として実施していました。
課題は、やはり本当に介入が必要な家庭に訪問をすることはなかなか難しいことと、訪問する人をどうするか、という2点です。役所の方は障害の訪問を実施している指定訪問介護事業所を選定先としていると話しがあり、当事業所へ依頼されました。
なぜ障害の指定を受けている事業所かというと、主に養育者が障害などを持っていることが原因で育児に支障をきたしている、という考えがあるためとのことでした。しかし実際に訪問を開始すると、障害がある養育者はほとんどおらず、養育上好ましくない方法をしてしまう理由の多くは、その人がそのように育てられてきたことを起因としていることでした。つまり、親からの育てられ方をそのまま自分の子供にしているということです。また、自分の育て方がちょっとおかしいとは当事者は感じていないのです。
上記のような流れは、どこかで断ち切らないと、今後も続いていってしまうと恐怖を感じたのを思い出しました。先ずは、児童相談所、子ども家庭支援センターの整備、法改正と同時にサービス拡充を並行して行う。あと、児童福祉法の制限がありすぎて、初動が遅れる。子どもの命を守るのは大人しか出来ないんですよ。法律は大事かもしれない。目の前の子どもが苦しんでいても、今はすぐに助ける事が出来ない法律は見直していかないといけない。
児相の動きをスムーズにしないと、その下の子ども家庭支援センターの動きも悪いままですよ。ヘルパーが支援に入っても、いつもの事って見過ごしてしまう可能性がある。
見立てをしっかり行えるようにヘルパーへの教育も徹底しないといけない。
アウトリーチをしっかり出来る体制を整える事に尽きる。
いくら家事支援やヘルパー支援を強化しても、支援の初動機関の動きが悪ければ、目先の解決しか図れず、ただの行政の自己満でしかない。