「新しい資本主義」とは何か? それは「データ資本主義」「資本なき資本主義」である
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注目のコメント
日本は向う10年20年を見据えた「国家としての長期戦略」、これを真剣に議論し打ち立てていくその必要意識が薄すぎると思います。50年前に田中角栄氏が“日本列島改造論”を発表発刊して以来、政治からそのようなものが示されたことは無いはず。
その一つの大きな理由として、政権が短期間で変わってしまう仕組みと現状下では、政治のフォーカスが常に向う数年といった短い期間に向いてしまっているということがあります。以下の論文で主張されている、日本のメディアがその大きな原因であるという点に強く同意します。
言うまでもなく社会に対するマスメディアの影響力は強大で、既存マスメディアの“レベル”が政治に限らず国民の資質やレベルにまで深く反映されているのが今の日本だと思います。
日本の首相の在任期間は短すぎる ‐ メディアの在り方を問う ‐
https://www.maff.go.jp/primaff/kanko/review/attach/pdf/100825_pr37_01.pdf"古い体制の既得権益と戦うこと"は、時代が要請する産業構造の転換には必要だろう。
しかしここで言及している"データ資本主義"や"ファブレス"の方向性には違和感を抱く。
「商品」がなければ広告・マーケティングや販売・流通活動も必要がない。
本来その「商品」を作る過程に携わる人々にこそ、その「商品」が生み出す価値の相当分を受け取る資格があると私は思う。