産地偽造問題の解決を。トレーサビリティ普及への挑戦
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注目のコメント
「食品や製品のバックグラウンドを把握したい」というニーズを受けて、デンソーが製造過程を可視化するシステムを開発しています。
誰でも簡単に利用できるように、QRコードでの読み取りが導入されるとのこと。
今まで社会への影響や安全性を気にせず製品を選んでいましたが、背景を知りながら買い物ができるのは楽しそうだなと思いました。自主的にパッケージにQRコードの導入を進めていたところなので、有用性に関しては納得感。消費者も一つ一つ検索しながら買い物するなら買い物が楽しくなるかもしれませんね。企業にとっても表示面積だけで広告内容を考える必要もなくなるし、次世代型の買い物のきっかけになるような気はします。
ただ、生産者側に縛りの数が多ければ多いほど、供給リスクが高くなる。日常的に販売している食品も、裏では急な原料欠品や事故、様々な調整があってようやく商品を棚に出荷しています。その細々とした調整や切替のたびに、いちいち登録情報をゼロから変えなければならないとすれば、かなり負担は大きい。記事にある通り使う側の利便性をいかに維持できるかが鍵でしょうね。ブロックチェーンを使ったトレーサビリティ技術、期待大です。産地偽装防止のための産地情報に加え、製品製造の際にかかるCO2を含めた環境負荷、そして現場のワーカーの方の労働環境や賃金など、今企業側でも管理が難しいようなあらゆる情報が、ブロックチェーンで可視化出来る様になると変わる世界がありそうです。