[北京 13日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は13日、米中首脳会談を前にブリンケン米国務長官と電話会談を行った。このなかで王氏は米国が台湾独立派に誤ったシグナルを送らないよう要請した。

中国外務省がウェブサイトに声明を掲載した。

王外相はブリンケン長官に「米国が台湾海峡の平和を維持したいのであれば、いかなる台湾独立派の行動にも明確かつ断固として反対すべきである」と伝えた、という。

また両氏は、エネルギー、気候変動、イラン核問題などの分野で意見交換を行い、地球規模の課題について対話を続けていくことで合意したという。

バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は米東部時間15日夜(アジア時間16日)、オンライン形式で首脳会談を開催する。両国政府がそれぞれ正式に発表した。