[ロンドン 11日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、リバプールのレジェンドで、イングランド代表でも主将を務めたスティーブン・ジェラード氏が11日、同リーグのアストンビラ新監督に就任した。

アストンビラはリーグ5連敗後に前任のディーン・スミス監督を解任。ジェラード氏は新監督候補として名前が挙がっていた。

同氏はスコットランド1部のレンジャーズで指揮官を3年半務め、昨季は宿敵セルティックの10連覇を阻み、リーグ戦無敗でクラブ55回目の優勝に導いた。

現役時代は1998年から2015年までリバプールで700試合以上に出場し、9タイトルの獲得に貢献した。

ジェラード氏は声明で「アストンビラは英国サッカー界で素晴らしい歴史と伝統を持つクラブで、新監督になることを非常に誇りに思う。クラブの目標達成に助力できることを楽しみにしている」と意気込みを語った。

プレミアリーグでの指導経験はないものの、リバプールのアカデミーでしばらくの間、若手の育成に携わっていた。

ジェラード氏の初陣は20日にホームで行われるブライトン戦になる見込み。