アボカド、オーツミルクを日本で食べる意味。普段のごはんでサーキュラーエコノミーを実践する方法
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注目のコメント
色々偏りを感じますね。多分こういう方はもっと幅広い業界の方々と議論を重ねて世界を知った方がいい。もちろんサーキュラーエコノミー自体を批判するつもりは毛頭ありませんが、経済との両立においては他にも重要視するべき視点というのは山ほどあります。
そもそも輸入品のフードマイレージを気にするのであれば、ミックスベジタブルなどの冷凍野菜、ブルーベリーなどの冷凍果物、当然それを原料とする果実入りヨーグルト、野菜や果物飲料、あらゆるものが食べたり飲めなくなります。そして、農林水産品を積極的に輸出拡大する日本の方針にも、もちろん反することになる。人口減少をたどる我が国の国民に、そのまま衰退しろという話なのだろうか?
アボカドは近年吊し上げられやすい果物の1つではありますが、指摘される各問題には地域性があり、起こるべくして起こっている理由と、そこに加担する悪徳事業者の存在がある。よく2000リットルの水が必要と言われますが、年間降雨量が1000ミリを超える地域においては、実栽培に人口散水のない地域も多数あり、問題を引き起こす地域は降雨量が100ミリ以下と乾燥地域であることが多いわけです。
Netflixで取り上げられるチリの旱魃の問題も、それを報道するアメリカ国民にとってどういう意味をもつのか、そこまで視野を持っている人はほとんどいないだろう。チリの最大輸出国はアメリカ。6割近い量を消費する"当事者"だ。であれば、当事者であるアメリカ国民に問題意識を提起するのは当然の話なわけです。この問題を輸入もほとんどしていない日本国民の問題として捉えて、食べるのを辞めているとすれば、それは本質とは全く異なる理解であると言えます。
SDGs絡みの起業家や団体は多いですが、まず現場のリアルを学ぶことから始めて頂きたいものですね。発信はその上で行なって頂かないと、ミスリードが簡単に拡散する時代ですから。世界はもっと広く、そして常に動いてますよ。