中国「独身の日」特売開始 アリババG、お祭り感は薄め

コメント

注目のコメント

• 豊田 啓介

  建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、noiz、gluon

  ・2021年11月11日

  この年に一度のスーパー特異点に安定的に対応できるサーバーとシステム構築することが、ハードとしてもソフトとしてもアリババの計算力と実装力を圧倒的に拡張させていて、残りの日に余る余剰計算力を複雑で圧倒的なパワーが不可欠な新しい産業領域に投下するという結果として成立しているのがアリババのスマートシティ領域への進出なので、以外にこの11.11と中国のスマートシティ進展は表裏一体にあるんですよね。
  
  結局は圧倒的な計算リソースを自前で使えるかどうかが最後の基礎になる。そういうスケールで余剰を生み出すパワーハウスが「不在」ということを前提に、どう立ち位置と価値をつくっていくかが日本企業の生きる道。
• 中村 伊知哉

  iU（情報経営イノベーション専門職大学） 学長

  ・2021年11月11日

  昨年は１日でネット売上12兆円、楽天の年間売上の10倍でした。今年はどうか。中国の知人女性と話したら、15日以内なら返金されるから服ガンガン買って、ちょっと着ては返品して、いっぱい買っていっぱい返すという。このたくましい消費者相手の商売でもある。
• 呉 勝龍

  中国事業支援ー株式会社Biz-Part 代表取締役

  ・2021年11月11日

  今までの「独身の日」特売では、本当は必要のない買い物まで買ってしまうと、過熱していたように思います。
  
  今年のアリババは、成約額のリアル公開をやめて、控えめな格好ですね。口紅王子の李佳琦氏も「理性的な消費」を呼びかけ、「非理性的な消費」が主流だったことが透けて見えました。
  
  お祭り感はだいぶ薄まったでしょうが、消費分散と理性回帰ができれば中長期的に見れば良いことかもしれません。