バイデン氏、ＦＲＢ議長指名を「かなり早く」発表へ

［グラスゴー　２日　ロイター］ - バイデン米大統領は２日、ホワイトハウスが「かなり早い時期」に、次期米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の指名を発表する見通しと明らかにした。

バイデン大統領は記者団に対し、現職のパウエル議長を再任するかどうかを含め、ＦＲＢ議長の人事について検討を巡らせていると語った。

さらに、パウエル議長の任期満了までに、自身が指名する議長候補が上院で承認される「十分な時間」があるという見通しを示した。

コメント

注目のコメント

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2021年11月03日

  それよりも、アベノミクス指南役の山本幸三さんの落選により、来年以降の日銀人事の方が大きなリスク要因となりそうです。
• 村松 一之

  株式会社 和キャピタル 取締役　運用本部 部長

  ・2021年11月03日

  バイデン大統領の「熟考した」との言葉が、やや気になるなー。パウエル議長が再任されないと、マーケットはちょっとショックを受けるだろう。ブレイナード氏であれば、マーケットはすぐに落ち着くとは思うが、ハト派イメージが強いため、今の環境だとインフレ懸念を想起させ、米金利は不安定になるかも。いずれにしても、早く発表してほしい。
• 金子 修

  大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

  ・2021年11月03日

  バイデン氏が指名されないとしたら、こう着する歳出法案を打開するため、民主党内左派と取引とする場合かもしれない。