[24日 ロイター] - 米コンサルティング大手アクセンチュア<ACN.N>は24日、第1・四半期(9─12月)の収入は75億5000万─78億ドルになるとの予想を示した。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均は78億ドル。アクセンチュアは競争激化により新規契約獲得が難しくなる可能性があるとしている。

同社は今年度(2015年8月まで)の新規契約は340億─360億ドルになると予想。前年度は358億8000万ドルだった。

通年の1株当たり利益予想は4.74─4.88ドル。アナリスト平均予想の4.91ドルを下回った。

アクセンチュアはここ数四半期、企業が投資を削減するなか価格圧力に苦しんでいる。

第4・四半期(6─8月)決算は、コンサルティング契約の増加が追い風となり、純収入が前年同期比9.7%増の77億8000万ドルとなった。

コンサルティング事業収入は5.6%増の40億2000万ドル。

純利益は7億6020万ドル(1株当たり1.08ドル)と、前年同期の7億2730万ドル(同1.01ドル)から増加した。

アナリスト予想は1株利益が1.10ドル、収入が76億ドルだった。