[東京 27日 ロイター] - 東レは27日、リチウムイオン電池のセパレーターフィルムの製造と販売を手掛けるハンガリーの子会社について、韓国のLG化学と折半の合弁会社にすると発表した。LG化学が同子会社に約430億円を出資する。

2022年前半に合弁会社を設立し、その2年半後に東レが持ち分の20%をLG化学に売却。LG化学が経営・事業の主体を担う。

合弁会社の設立に伴い、東レは連結業績に再評価益約100億円(税引後)の発生を見込んでいる。業績予想への影響は、現在精査中としている。