独政府、今年の経済成長予測を下方修正 来年は上方修正＝関係筋

［ベルリン　２６日　ロイター］ - 関係筋によると、ドイツ政府は今年の経済成長率予想を２．６％に引き下げる一方、来年の経済成長率予測を４．１％に引き上げた。

４月時点の予測は、今年３．５％、来年３．６％だった。

インフレ率については今年は２．９％と予想。来年は２．２％、２０２３年は１．７％へさらに低下するとしている。２０年は０．６％だった。

アルトマイヤー経済相が２７日の会見で明らかにする。経済省報道官はコメントを控えた。

コメント

注目のコメント

• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2021年10月27日

  各国政府は、大変厳しい命と経済の選択を迫られています。英国、米国、シンガポール、豪州などは経済を選択しました。ドイツは日本と同様、決められずに右往左往しているのが実情です。それが数字に現れたということです。11/8には米国がワクチン接種者を対象に国境を開放します。そうなると、雪崩れを打って経済優先になる可能性が高い。乗り遅れる国は一層厳しくなると思いますね。投資家は要注意です。