米、ファーウェイへの輸出許可7兆円 半導体や装置など
日本経済新聞
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既に骨は抜かれつつあるということか。
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ファーウェイへの制裁後に巨額の輸出許可が出ていたことが浮き彫りになり、議会は不満を募らせる。マコール氏ら共和党の対中強硬派議員は25日、レモンド商務長官に対中輸出規制の強化を求める書簡を送ったと発表した。半導体受託生産の中国最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)にも419億ドル分の輸出許可を出したことも開示された。商務省はスマホに使う回路線幅10ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の半導体に必要な製造装置には許可を原則として出さないが、それ以外は個別に判断してきた。バイデン政権が10月上旬に再開した貿易交渉で、中国政府はファーウェイなど中国企業への制裁解除を求めた。同社は最先端の半導体やソフトを入手できなくなり、スマホ事業の売上高が急減して苦境にある。米国はファーウェイへの輸出規制を続ける方針だが、中国市場を重視する米産業界からは制裁緩和を求める声が強い。安全保障の観点からファーウェイなど中国企業へのハイテク規制をどこまで厳しくすべきか、意見対立が激しくなっている。
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