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米英欧、スーダン軍による首相ら拘束を非難 即時解放を要求

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    軍事クーデターは仏教国家ミャンマーに続いてイスラム教国家スーダンでも起き、力に訴える動きは加速しています。アフリカ第三の国土を持つスーダンはアラブ連盟に属する21ヵ国の一つです。今年1月にはキリスト教国家、米国の立ち合いの下でユダヤ教国家のイスラエルと国交を正常化するアブラハム合意を締結しています。

    アブラハムは紀元前20世紀に生きたユダヤ教典『旧約聖書』の中心人物です。メソポタミア文明発祥の地から神に召されてイスラエルに移住しています。ユダヤ、キリスト、イスラムという唯一神を信仰する世界の過半数40億人が信仰の父として敬愛する人物でもあります。神は堕落した人類を憐れみ、義の存在としてアブラハムを選び、その子孫ユダヤ民族を神との仲介役として選び、罪から人々を救う計画を立てました。しかしユダヤ民族は選民思想といわれる通り神に選ばれたこと自体を誇り、他民族から妬まれて機能しませんでした。このため神は次なる計画としてひとり子イエス・キリストを地上に送り込み、祭司の模範を示して信仰の回復を図ることにしました。ところがユダヤの宗教指導者は彼の模範的な言動を妬み、覇権国家ローマの十字架でイエスを公開処刑にしたのです。このことが記されているのがキリスト教典『新約聖書』で中心人物がイエス・キリストです。

    一方イスラムとユダヤの教派対立はアブラハムが女奴隷に産ませたアラブ民族と正妻の子孫ユダヤ民族との一族内の争いです。両民族は旧約聖書を同じ教理の土台としながらもコーランを原典とするイスラム教とは違いもありました。近親憎悪のようにユダヤとアラブの民族対立は4000年も続いています。そうした中でユダヤ・アラブ両民族をキリスト教国の米国が仲介して結び合わせたのがアブラハム合意でした。この結果、スーダンの世界銀行への債務を清算することで合意し、同国の経済回復へ向けての重要な一歩となると世界の有識者は考えていました。外務省からも世界平和の維持に向けて早期、声明文の発表が求められます。

    海外と関わりを持つ方にとって聖書は世界の歴史を知り、バランス感覚を養う教科書となります。理想書店の『聖書がひも解く世界の歴史(2022年改訂版)』は聖書について分かり易く解説されています。https://store.voyager.co.jp/publication/9784866890463


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