【週末に読む】机上の空論を暴く「ノーベル賞研究」の突破力
NewsPicks編集部
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かなり、学びになります。
>最低賃金を引き上げても雇用は減少しない
の、実際の研究、など。
データと、そのデータ分析、さらに意味合い
研究者の方々はもちろんすごいのですが、
このノーベル賞を継続できている、Swedenアカデミーも凄い。
注目のコメント
因果関係の有無、面白いです。きっと本当は因果関係は無いが、勝手な思い込みをしている事柄が多いようですね。
ヨシュア・アングリスト氏の研究によると、「ピア効果」と言われる成績が良い友達と付き合った方が、自分の学力が上がる効果があるということは決してないということも検証したようです。移民により仕事がなくなるという一般的な思い込みの事例も、とても納得です。
移民の例のように、世の中は変化を恐れがち。勝手な思い込みで不必要な群衆の動きになる前に、こういう「因果関係」でしっかりと真実を解き明かしてくれることは、とても重要なことですね。最低賃金と雇用の関係についての研究でノーベル賞を受賞したデビッド・カード教授。名前が金融(デビットカード)と関連性が高いことが印象的です。
それはさておき、最低賃金の引き上げは、雇用の減少にはならなかった。移民が増えても、最低賃金は下がらなかった。それを社会科学によって証明しました。
今回の衆院選では、机上の空論をベースにした政策や議論がないかどうか、しっかり見極める必要がありそうです。社会科学的見地から信頼がおける人や政党を選ぶ必要がありますね。