エムスリーCDOが明かす「事業を動かすデザイナー」になる方法
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きれいなデザインと、美しいデザインの違いは何か?
この問いに対して、デザイナーの皆さんはどう答えるでしょう? 本稿で紹介するエムスリーのCDO(最高デザイン責任者)古結さんの回答は、デザイナーではない私でも腹落ちする内容でした。
古結さんが、この問いへの答えを見つけたきっかけは、30代目前でWebデザイナーとして転職したエムスリーでの出来事だったそうです。
デザイナーとして「それなりにできる」という自負を持っていたという古結さんが、価値観を覆され、その後のステップアップにつながることになった転機とはどんなものだったのか。ぜひ読んでみてください。
ちなみに、デザインの部分をいろんな仕事に置き換えて考えると、自身の仕事ぶりをチェックする良い機会になると感じました。
例えば、きれいなコードと美しいコードの違いは? きれいな文章と美しい文章の差は? など。本稿を編集しながら、私自身も考えさせられる良いきっかけになりました。言われたことをやるだけなら小学生でもできるーー。衝撃的な上司の指摘にハッとし、デザイナーを超えて事業をデザインする人へと進化していったエムスリーCDOこげつさんのキャリア論。自分の仕事の付加価値を高めたい人に、参考になるアドバイスがぎっしり詰まっています。
「きれいでなく、美しいデザインを目指す」。とても大切なビジネス上の価値観だとつくづく思います。読後、びしっと指摘された気持ちになりました。Appleが白黒基調でプロダクトデザインの価値をはっきり示しましたが、Webデザインの巧拙で成長に差が出てくるIoTの会社がはっきり増えています。