[東京 20日 ロイター] - 磯崎仁彦官房副長官は20日午前の会見で、足元の為替の水準についてのコメントは控えるとした上で「為替の安定は非常に重要であり、引き続き市場の動向を注視していく」と述べた。

ドルは対円で、一時、114円後半に上昇し、2017年11月以来の高水準となった。

また、磯崎副長官は、19日の北朝鮮の弾道ミサイル発射について、国連安全保障理事会が取り上げる検討をしているとした上で、安保理の動向に注視していると発言した。

熊本県の阿蘇山では20日午前に噴火が発生。磯崎副長官は、現在、情報収集を進めており、対応などについてこれから検討するとして、「危機管理には万全を期している。しっかりと対応していきたい」と述べた。