[北京 18日 ロイター] - 中国外務省は18日、同国が極超音速ミサイルの実験を行ったとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道について、ミサイルではなく、7月に宇宙船の試験を行ったとコメントした。

同省報道官は定例会見で「ミサイルではない。宇宙船だ」と発言。宇宙船の再利用技術を検証するための「日常的な試験だ」と述べた。

報道官は、再利用技術の検証は重要であり「人類が平和的に宇宙を往復する便利で安価な手段」を提供できるとし、多くの企業が同じような実験を行っていると述べた。

FTは、中国が今年8月、核弾頭を搭載できる極超音速ミサイルの実験を行い、その技術に米情報機関が驚きを示したと報じていた。