米国で大麻関連企業への投資が急増、2021年の平均投資額は昨年比165%増に
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大麻の娯楽接種は、既に大多数の州で合法化されており、本産業の平均投資額が165%増えたのも、当然の流れである。5-7年ぐらい前には、シードステージの投資領域として人気であったが、現在はIPOを目前とした後期ラウンドまで成長している。
コロナ禍にアルコール消費量が増えたが、大麻も同等の追い風があった。アルコールと比べて二日酔いなどのデメリットが低いことも特徴的である。規制緩和により、表に見える範囲だけでもこれだけの資金流入があるということか。
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2021年の最初の5カ月間に大麻関連企業が実施した資金調達は132件で、その1件あたりの平均調達額は1500万ドル(約17億円)にのぼる。しかし、資金調達の激しさはその後も加速し、直近の5カ月間に大麻関連企業は73件の資金調達を実施しているが、平均調達額は2800万ドル(約32億円)と86%も増加した。これらの中には、シリーズDまでのプレシード投資の他、IPO後のエクイティ資金調達、エクイティクラウドファンディングなどが含まれる。
2020年の水準と比較すると、大麻関連の平均投資額は、2020年の750万ドル(約8億5800万円)から、2021年には1990万ドル(約22億7600万円)へと165%増加している。資金調達イベントの数も飛躍的に増加しており、2021年は現在までの10カ月足らずの間に、205件の資金調達ラウンドが報告されている。2020年は通年で176回だった。
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