【明石ガクト】『イカゲーム』にあって日本の作品にないもの
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韓国と日本、お隣の場所で人の交流も盛んで、似たところもたくさんあるなか韓国のドラマとか資料を見てて違いを感じるところが宗教です。
韓国のコロナ対応の資料をみてると、集会の規制で宗教施設での集まりの規制が最初の方に出て来るんですよね、それくらい宗教との関わりが身近な国なのかなぁとかんじていました。
韓国は有宗教が4割で、その中ではキリスト教を信仰する人が最も多い国。欧米諸国と韓国が共有できて日本が難しいポイントはきっと宗教的背景なのかな?と感じることが多かったので、今回の解説はしっくりきました。
(有宗教4割のうち、プロテスタント45%、カトリック18%とあり、仏教35%とありますね)
https://m.korea.net/japanese/AboutKorea/Korean-Life/Religion
注目のコメント
国境を超えた大ヒットとなったイカゲームと、日本の「神様の言うとおり」、「今際の国のアリス」といったデスゲーム作品は何が違うのでしょうか。
単純に予算規模やクオリティの問題という意見もありそうですが、動画プロデューサーの明石ガクトさんはキリスト教文脈や人間の根源的な感情といった世界で通じる「文化的コード」に向き合ったことが大きいと分析しています。
そういったイカゲームから見えてくる、コンテンツのトレンドについて明石さんに話を聞きました。>グローバルコンテンツを作るには、キャッチーな部分だけではなくて、上位概念の「文化的コード」のところで伝わることが必要
正にその通りですね。黒澤明監督の映画が海外で高く評価されたのも、侍映画という、欧米から見たらキャッチーな物語に西部劇の要素を取り入れて、普遍的な作品に仕上げた点が大きいと思います。
>例えば、日本独特の企業文化を描いた『半沢直樹』を海外の人が見たら、「(半沢直樹が)会社を辞めればいいのに」と思われるだけで、物語の意味がなかなか伝わらない
ここもクスリと笑いました。うちの子どもたちも同じ感想を漏らしていました(母親が傭兵稼業なので)。
明石ガクトさんの分析は面白いですね。