[北京 15日 ロイター] - 中国当局は、国有商業銀行6行を含む19行をシステム上重要な銀行に認定した。

人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が15日発表したリストには、4大国有銀行の中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行のほか、中堅の中国民生銀行や、平安保険傘下の平安銀行も入っている。

対象銀行は、自己資本比率の0.25─1%の上積み、追加レバレッジ要件の達成、甚大なリスク事象に備えた緊急対応計画の策定が求められる。

各行は追加要件をすでに満たしているため早急に資本増強する必要はなく、信用供与能力に影響を与えることはないとしている。