「SPAC 2.0」アジアで推進 米国の教訓生かす
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注目のコメント
SPACは米国でやや下火になり始めてたことで日本で話題になる機会は減りましたが、シンガポールと香港では海外投資家とアジアのスタートアップを誘致するために策として引き続き高い期待をしているようです。
香港の場合は以下の条件を提示することで投資家保護をする狙いです。
①SPACを推進する企業の1社以上が金融または証券ライセンスが必須
②SPACが買収先企業と合併するまでは、SPAC株へのアクセスは機関投資家と裕福な個人投資家に制限
③通常のIPOと同様に投資銀行を雇ってデューデリジェンス(資産査定)の実施や上場手続きの支援をしてもらう必要
④業績予測は監査人や投資銀行の承認を求める
⑤合併後の時価総額の15~25%はSPACチームから独立した投資家によるPIPE投資(上場企業の私募増資引き受け)で賄う必要