パナソニック希望退職「期待していた人まで退職」の理由は、カエルとマングースから学べる - 進化思考入門――創造性のヒミツは生物進化にあった！
コメント
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変化を肌で感じている人にとっては当たり前のこと。
DXに代表されるデジタルによる大きな変化。これをスゴいことだと捉えている人は、変化に対する感性が鈍い。
そもそも日常的に変化を感じて触れている人は、DXは当たり前のことで、劇的な進化だなんて考えていない。
１つの企業にとどまると、どうしても社内の常識にとらわれ、思考力や感性が鈍りやすい。
早期退職制度を活かし、新しいチャレンジをする人たちの今後の活躍が楽しみですね。
注目のコメント
希望退職において「辞めてほしくない人も辞めてしまう」は当たり前です。むしろ「辞めてほしくない人には辞めさせない、辞めてほしい人だけ辞める」なんて不可能であり幻想だと思います。
じゃあなんでそんなことするんだ、人事は馬鹿なのかと思うかもしれませんが、辞めて欲しい人だけ選んで辞めさせるというのが日本では解雇規制上できないからです。具体的には、整理解雇が認められるには、それよりも前に「希望退職者の募集、役員報酬のカット、出向、配置転換、一時帰休の実施など、解雇を回避するためにあらゆる努力を尽くしていること。」とあるからです。
ちなみに、私もそういう会社で中にいたことがないので実情をリアルに知っているわけでは有りませんが、切り捨てソニーという本には（ちょっと古いですが）追い出し部屋の実情がかなり赤裸々に描かれていますので、読みたい人はどうぞ。
https://www.amazon.co.jp/%E5%88%87%E3%82%8A%E6%8D%A8%E3%81%A6SONY-%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E9%83%A8%E5%B1%8B%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%82%92%E5%A5%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B-%E6%B8%85%E6%AD%A6-%E8%8B%B1%E5%88%A9/dp/4062194597従業員もそこまで従順ではないので、組織だけに都合のいい結果になることはまずありません。
希望退職自体が従業員へのメッセージなので、危機を察知して逃避する従業員が出てくるのは当然の反応です。
個人も組織も、世界を意識した世の中の動きにアンテナんを張って危機を察知する能力を高めないと、茹でガエルになりかねないですね。
