自分のキャリアは自分で作る。個の時代に会社はどうあるべきか?
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キャリアの迷子を多発させてしまっている日本の特徴として、面談の際「これからどうしたいんだ!?どうなりたいんだ!?」のような目標がなければダメといった詰問で面談者を追い込んでしまう人がけっこう居たりします。
WILL,MUST,CANではないですが、MUST(今やらなければならないこと)をやり切ることでWILLが芽生えてきたりもします。
WILLばかりではなくMUSTにもフォーカスして面談してあげる視点は頭の念頭においておくとよいのではないでしょうか。クリエイティブ経済・社会の進展は不可避なトレンド。個の時代では、クリエイティブな個人が組織を「場」と認識して活用していく。従来は、企業・組織が主体で個々がその構成員であり、「正しい戦略」を提示のうえでそれらしいリーダーシップが発揮されていれば企業は発展できたかもしれないが、それではフォロワーになる発想がないクリエイティブな人材に対する「場」としての魅力がない。
価値を創出するクリエイティブな人材によって成り立つ組織であれば、彼/彼女らが居たがる場であることが必須。グーグルやアップルはわかりやすい例だろう。実際世の中はそういった組織で活躍してしまう人ばかりではなく、何をやりたいかと言われても困ってしまう人の方が多いだろう。だから、より一般的な(?)組織は、同時に、十分に主体的にクリエイティブではない層からも創発性を引き出す環境条件が必要だ。ロールモデル実例提示したり、ある程度のレールを敷いてあげないといけない。日本企業は現場の創発性を引き出すのは得意だったはずだ。