インドにセブン―イレブン1号店 目玉はスパイシーな軽食
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満を持してのオープンで、再開するには良いタイミングです。
理由は3つ
① コロナが収束しつつある
ワクチンの接種回数は述べ8億回を超え
コロナの第二波が、ケララ州等の一部の地域を除き、ほぼほぼ収束し、
インドの社会経済は普通に戻ってきています。”梅雨明け"のような状況。
先の読めないコロナ禍では、何かを始めるには、いましかありません。
② Modern Retailの成長余地は高い
インドの小売りでは、リープフロッグ的成長がよく取沙汰されますが
コンビニようなModern Retailも大きな成長余地があります。
特にメトロと1級都市で。
そして、 Modern Retailの中ではコンビニがインドにはフィットしやすそう。
インドはKirana(中小零細の個人商店)が、
市民の生活圏である街の隅々まで張り巡らされています。
百貨店やショッピングモールは開発が大変であまり作れず、
あっても渋滞がひどいので
買い物に行くのに片道2時間といった感じで
手軽ではありません。
スーパーもあまり大きなものはつくれない。
コンビニであれば、現在の街並みにスポットはめられ、
ローカライズした商品を取り扱っていけば、
現代版Kiranaというような位置づけを受け入れられる可能性。
③ パートナーのRelianceの存在
Mukesh Ambani氏率いる現地提携先のRelianceは、
Reliance Jio(加入者4億人超の携帯通信サービス)の導入等で、
インドの社会を大きく変革させてきました。
また、昨年はFBやグーグルを含む米投資家から2兆円を調達し、
彼らとの資本業務提携を通じ、
インドのデジタル化の台風の目の一つになっています。
小売は外資規制が厳しい分野ですが、
Ambani氏のロビイング力があれば、安心でしょう。
また、一気にスケール化するでしょうから、提携相手としては心強い。
そして、インドのO2Oの新しいモデルを社会実装していける。
ただし、セブンイレブンにとって、良いパートナーではありますが、
いいところどりされないか、その点やや心配です。
インド国内の移動は随分緩和されてきましたので、
今度行ってみたいと思います。
セブンイレブンの今後に注目ですが、
ファミリーマートやローソンがこれを受けてどうされていくのか、
興味があるところです。セブンイレブンの戦略、特にローカルフードの取り入れは 興味深い。 海外に行って現地のスーパーやコンビニを見ると、暮らしぶりや物価感が肌感覚でわかる。 データだけに頼らない一つの方法。
ムンバイでのスタートからどう展開するのか? 地域間での文化、ルールが大きく異なるインドでの戦略と結果は 他業種にも大いに参考になる。セブンがインドに出店計画を発表したのは2019年。そこから2年かかり、直前にもすったもんだあったようです。そのあたりは、インドビジネスが一筋縄ではいかないことを意味するのでは?
ご参考
https://www.cnn.co.jp/business/35177776.html