[6日 ロイター] - マヨルカス米国土安全保障長官は6日、米国の最も重要な鉄道や空港の運営事業者にサイバーセキュリティーに関する手続き改善を強制する新たな規則を運輸保安庁(TSA)が導入すると発表した。

「よりリスクの高い」鉄道輸送企業と「重要な」空港運営会社および航空会社に対し、サイバー担当責任者の任命、ハッキングに関する政府への開示、ハッキングされた場合の復旧案の提示の3項目を義務付ける。

マヨルカス長官は「陸・海・空を問わず、われわれの輸送システムは国家および経済の安全保障にとって戦略的に最も重要だ。この1年半で何が危機にさらされているのかが強烈に示された」と述べた。

新規則は2021年末までに発効される予定。