医師が「美術鑑賞」を処方、心身の治療に カナダ、ベルギーで
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注目のコメント
確かに美術品を置いている病院は見かけますね。ブランディングだけでなく、こういう狙いもあるんですかね。
結構長い時間待たされたりするチェーン薬局なんかも積極的に観賞用の美術品を置けばいいな、と思います。
売りたいものが売りたいだけ置いてあり、心が休まらない。精神科の先生を除いて「薬」を処方する治療しか習うことのない日本。実際に医学部時代に不安感が強いといえばベンゾジアゼピンの処方と習いましたが米国では不安障害(パニック障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害、強迫性障害など)に対して認知行動療法が第一選択と言われるほど社会の中で行動で治療します。今後認知症の病気も増えますし市場も広がりますが、「音楽」が有効の可能性も研究が進んでいます。
認知症への音楽療法介入:
Music-based therapeutic interventions for people with dementia. Cochrane Database of Systematic Reviews 2018, Issue 7. Art. No.: CD003477. DOI: 10.1002/14651858.CD003477.pub4医師がアートを処方するという制度は、カナダのケベック州ではすでに2018年から開始されており、ブリュッセルの副市長のアイデアもそれからヒントを得たとのこと。
ウーバ副市長は、ブルーグマン病院の精神科と市内5つの美術館を提携させ、まず試験的に数ヶ月間、美術館見学を治療に取り込むことを考えた。
美術鑑賞を処方された患者は、付き添い人とともに、無料で提携先美術館を見学できるそうです。