自民党総裁選や野党の論戦、財政規律は大丈夫なのか? - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
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金融の秩序は「信用」が重要だけど、残念ながら「信用」は形あるものではないわけで、冷泉さんの「大丈夫なのか」との問いにはイエスともノーとも明確な答えは出せない。だからこそ、金融の秩序の維持のため「信用」を裏付ける言動が必要になって来るけど、与党も野党も金融の秩序より目先の選挙に目が眩み、無責任な国債の発行ばかり訴えている。彼らは保守でもリベラルでもなく単なる無責任だと思う。
高市さんや周囲の人々は「真の保守」を自認するけど、プライマリーバランスを軽視する発言は、まさに金融の秩序の「信用」を破壊する言動だ。かつてレーニンは「資本主義を破壊する最良の方法は通貨を堕落させることだ」と語ったという。高市さんや周囲の人々の訴えることは、まさにレーニンが過去に語ったことと全く同じではないか。