[ブリュッセル 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、EU加盟国がエネルギー市場の規則に抵触することなく電気料金の高騰に対応する方法に関するガイドラインを策定している。当局者が22日述べた。

欧州の電気料金は今年に入り高騰。発電や暖房に利用されるガスの価格が上昇していることが主因で、スペインなどでは3倍以上になっている。

スペインのテレサ・リベラ環境保護相によると、欧州委のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)がEU加盟国のエネルギー担当相との会合で、加盟各国が電気料金の高騰に対応するために欧州委がガイダンスの策定に取り組んでいると述べた。今後数週間以内に公表される見込みという。