みずほ銀行のシステム、金融庁が管理へ 異例の行政処分
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「金融庁とみずほが共同で危機対応チームをつくり、当局がシステム運営を直接管理するようにする方針だ。当面は年内いっぱいかけて、システム改修にあたる方針だ。」
うーん、無理だと思います。
あくまで想像ですが、経験上、以下のようになる可能性が高いのではないかと。
①アプリケーションのことをわからない金融庁の管理官が、みずほあるいはベンダであるI◯Mや富◯通に既存アプリの調査を命ずる(当然システムのことなんかわからないから納期が無茶苦茶)
②ベンダはアプリケーションの構造調査に入るが、内部構造がスパゲッティを通り越して異次元レベルの複雑怪奇なものとなっており早々に調査不可能となる(もちろんドキュメントなんて間違いだらけであってないようなもの)
③調査続行不可能との結果を金融庁に伝えるも、理由を説明しても理解ができないものだから、「つべこべ言わずにやれ」「いや無理です」「黙れ、やれ」の押し問答の末、立場の弱いベンダが「やります」となる。
④とは言っても調査続行は実質不可能。どうしようもなくなったベンダは調査を捏造するしかなくなる
⑤捏造でそれらしく作られた報告を評価できない金融庁はスルーで通す。
⑥捏造から始まった対処策をもとにシステムの改修が行われるが、年度末によく行われる「きれいな道路を掘り返して再度埋めるだけの舗装やってるふり工事」さながら、やってもやらなくても何も変わらない改修を行う。
⑦当然のことながら、改修結果を評価できない金融庁は「改修した」という結果のみで「収束」を宣言。
⑧かくして何も改善されないままシステムは動き続ける。
⑨当然のことながら、再度大きな障害を引き起こす。
こうなるのが見えてます。
もうゼロから作り直したほうが早く安く済ませられるんではないでしょうか。
注目のコメント
これ今度システムトラブルを起こしたら管理者たる金融庁の(も)責任になるということで合ってますか?管理するということは結果責任を負うということだと私には思えます。
金融庁にシステムの管理や移管作業のマネジメントが出来るはずもないから、欧米の金融機関の基幹システムの実績も多いAWSかAzureあたりへの全面移管を、クラウドへのレガシーマイグレーションに手慣れたベンダーの元でやるしかないと思う