[東京 21日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によると、経営難が表面化している中国の不動産開発大手、中国恒大集団に対する投資額は、前年度末時点の時価評価で合計96億7301万円だった。

内訳は債券が59億0781万円、株式が37億6520万円。債券の中で最も金額が大きいのは24年4月償還債で、16億2668万円を保有していた。

GPIFの運用資産額は前年度末時点で186兆1624億円。

中国恒大の年内の利払い予定額は6億3110万ドル。今月23日にオンショア債2億3200万元、オフショア債8353万ドルが予定されている。