[20日 ロイター] - 米銀行監督当局の米通貨監督庁(OCC)は20日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の米地銀、MUFGユニオンバンクに業務改善命令を出したと発表した。

OCCは、同行が技術・業務リスクに関連し「安全でない、もしくは不健全な慣行」があったと指摘。特定のセキュリティー基準も順守していなかったという。

MUFGは是正措置に着手し、不備を修正するためのリソースにコミットしているという。

同行は現時点でロイターのコメント要請に応じていない。

ブルームバーグは先週、事情に詳しい複数の関係者の話として、三菱UFJフィナンシャル・グループが米銀行部門の売却を検討していると報じた。