ウレタンマスク・布マスクユーザーが語る「なぜ私は不織布マスクをつけないのか」
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ウレタンマスクはウイルスに対して効果がほとんど無いのはわかりますが、不織布もピンキリです。
ネット検索で得た知識程度で恐縮ですが、BFE・PFE・VFEという規格(試験)があり、最近はこういったことをまとめたJIS規格も出て来ました。
https://www.kaken.or.jp/test/search/detail/34
BFE（Bacterial Filtration Efficiency）
約3㎛のバクテリアを捕集
試験粒子は約3㎛の黄色ブドウ球菌の懸濁液
PFE（Particle Filtration Efficiency）
約0.1㎛の粒子を捕集
試験粒子は約0.1㎛のポリスチレン粒子
VFE（Viral Filtration Efficiency）
約0.1μm～5.0μmのウイルスを捕集
試験粒子は約1.7㎛のバクテリオファージ
不織布でもBFEの表示しかないものではウイルスは防げません。
(全く表示のないものも多く存在します)
「ウレタンマスクよりはまし」という程度です。
ウイルス対策であればPFEやVFEまで試験を行って表示されているものでないと安心して使用できません。
また不織布マスクをすると口のまわりが真っ赤になって肌が荒れてしまう人も知っています。
そういった人はせめて布マスクでも良いのではないでしょうか？
布マスクもウレタンマスクと同じくウイルス対策には推奨されていませんが、布マスクの場合はBFE・PFE・VFEすべての試験を行って不織布マスクと同等のレベルのものも売られています。
マスクの素材だけでザックリとした判断するのではなく、こういった規格を見て使用する方がより効果的であるのと、国やメディアももっとこういったことを取り上げてさらに浸透させてほしいものです。科学的・論理的に正しい情報だけが流布し信じられ、行動に移行するワケではない、マーケティング界隈でもよくある事案。マーケターは、どうしたら、完全不織布になるか？と思考のトレーニングのいい機会かも。
