企業の温室効果ガス排出量をAIが推定する時代に

コメント

注目のコメント

• 椿 雄一郎

  アルファレボCEO 元外資系投資運用会社

  ・2021年09月15日

  排出量を開示しない企業はAIが勝手に推定しちゃいます！
  2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、世界中の企業、投資家が一丸となって対策に取り組んでいます。金融機関は投資先をESGの観点で評価することが必須となってきており、企業としては株価対策や融資を受ける上でESGのスコアを高める事がもはや避けられない状況となってきております。
  
  一方で、ESGの観点で企業を評価するには各企業の温室効果ガス排出量を知ることはとても重要ですが、BloombergとAWSの研究者によると、財務諸表の中で排出量を開示している企業はわずか2.27％しかないそうです。世の中の98％の企業が排出量を開示していないのであれば、自社も開示をしなければESG投資で不利に扱われる事は避けられるのでしょうか？
  
  どうやら今後はそうはいかなそうです。研究者らが排出量を開示している企業のデータをもとに学習させたAIモデルを開発したところ、他の企業のデータから排出量をかなり正確に推定できるようになったとの事。AIに勝手な推定されたくない企業は自ら開示するしかありませんし、結果として世の中の排出削減に大きく貢献しそうな気がします。
• 伊藤 大樹

  株式会社アイスマイリー リーダー

  ・2021年09月15日

  非報告企業の温室効果ガス排出量を推定するAIアルゴリズムが開発された。企業の財務情報を含むデータセットから、排出量に関連するデータについてトレーニングしたもの。AIは、企業の排出量に関連するデータから推定する。
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