【佐宗邦威】クリエイターじゃない人こそ、デザイン思考を学ぶべき理由
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理屈もいいけど、やっぱり感性。
かつて「DECOMAS」という本がブームになった。確か1970年代に出版された、デザインの大切さを説いた分厚いゴーカ本だ。興味があったので、当時は背伸びして読んだのを覚えているCI(corporate identity)なんて表現で、もてはやされていた。https://totodo.jp/SHOP/A4-020.html
時代は巡って、表現こそ違えどほぼ同じような概念が繰り返し語られる。
オベンキョも、もちろん大切だ。知っておくに越したことはない。が、「好きこそモノの上手なれ」である。そもそもデザイン自体に興味がないと、せっかくの知識も現場であんまり役に立たないものなのだ。
であるなら、経営者は、デザインセンスのいい人材を担当者につけ、権限委譲でお任せさせることだ。中途半端な口出しはしない。完全に任せ切ることが肝要。で、その人材のレベルが大きく影響するので、やっぱりキャスティングセンスのいい経営者が必要になるのだけれど、ね。
注目のコメント
「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」を上梓したのが2015年。そこから6年が経ち、デザイン思考の認知度も上がってきました。
デザイン思考は、DXや、イノベーション現場で使われる価値を共創するための共通言語としての役割にシフトしつつあります。
デザイン思考自体はインタラクションデザインという人間中心の設計手法として1990年代に生まれたものですが、よりデジタル上での価値創造が主戦場となる中、組織内外の多様な人を価値創造の営みを通じてつなぐ、敷居の低いものとして使われていくのだと思います。
共通言語としてのデザイン思考を共有する上で最小限抑えるべき文法としてMOOCを作りました。是非見て下さい。デザイン思考を身につけることで企業や個人は、より時代と顧客に寄り添った課題解決法を見出せるかもしれません。
今回、数々の書籍を手がけ、今や日本におけるデザイン思考のトップランナーである佐宗邦威氏の講義が新しくMOOCに加わりました。
「クリエイターじゃない人」がなぜデザイン思考を身につけるべきなのか、どのように訓練し実際のビジネスで応用すべきなのか。全11話にわたって解説された、デザイン思考徹底理解用の動画シリーズです。