インテュイット、新興メールチンプ買収で合意-現金・株式1.3兆円で
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米国で個人や中小企業向けの会計サービスで圧倒的なシェアを持つインテュイットが、1兆3200億円でメールマーケティングサービスのメールチンプを買収するようです。
以下の観点から、とても合理的な買収だと捉えました。
・アフターコロナ環境でデジタルマーケティングの重要性が高まっていること
・メールチンプは簡便なサービスで、専門家がいない中小企業でも活用できること
・インテュイットのメイン顧客である中小企業へは、既に販売網が確立されていること2人の創業者がほぼ全ての株式を所有していたはずで共にマルチビリオネア。独立当初からメルマガを発行しているけど、最近メールチンプに変えてから劇的に送信スピード早くなったし、開封状況とか詳細を把握できるようになって、個人的にも優位性を感じていた所だった
顧客はSMEに固定し、バックオフィスから、フロント業務にプロダクトを広げて、アップセルをしていく狙いなのだろうか。余談ながら、日本だとSME向け会計ソフトは、弥生やfreee, JDLなど、むしろテック企業が出てきて乱立傾向が強まってしまうが、インテュイットのQuickbookはシェア80%と寡占が続き、弊社投資先のUS子会社のシステム見ても、実質的に他の選択肢が無い(Xero位?)状況になるのは何故なのだろうか。