イオンは13日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品価格を年内は引き上げないと発表した。大豆や油など原材料価格は「経験したことのないレベル」(同社)に高騰しているが、新型コロナウイルス流行に伴う先行きへの不安から消費者の節約志向が高まっていることに対応する。コスト削減などの企業努力で価格を維持する方針だが、原料高やコロナの収束は見えず、メーカーや小売り各社は厳しい消耗戦を強いられている。

 価格を据え置くのは、イオンが自主企画したトップバリュブランドのコーヒーや小麦粉、マヨネーズなど約3000品目。酒や生鮮食品は対象外だ。物流の効率化や一括購入などで原料高を吸収するという。西峠泰男執行役は「値上げで消費が減退しないよう、できる限りの努力をしたい」と説明した。 【時事通信社】