9月の就職内定率90% 22年卒、オンライン浸透
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「採用」でオンラインが浸透しているのは実感できます。
課題なのは「採用」における手法はオンラインで対応可能となっても入社後の実態がどうなのか。コロナ禍での就活生においてオンラインが馴染んできている今、各企業の実態との乖離現象が起きないか入社後の離職率に現れる部分かと思うので注視したいところ。とにもかくにも上昇傾向にあることは素敵なこと。
注目のコメント
今年の内定率は、概ね20卒に近く推移していました。
その20卒と比べて3.7ポイント下降している点が肝です。
肌感でいくと、まだまだ採用を行なっている企業は20卒の時よりも多い気がします。
まだ積極的に就活している学生も多いので、就活の環境が悪化している、のではなく、オンラインでの就活で、時間がかかっている、と捉えるのが良いかと思います。
緊急事態宣言の影響で内定式も後ろにずらす企業も出てきているので、年内くらいには20卒と同水準に戻すのでは、と見ています。
長期的に見れば、少子化ですので、学生優位の売り手市場は継続です。特にエンジニア学生はすでに、かなりの採用加熱(バブル?)が始まっています。現役のビジネスパーソンが感じている様に、オンラインで多くの接点を作れる様になると物理的な移動もなくなりスケジュールを組みやすくなりますね。それによって、就活生も多くの企業に触れられる可能性は昔より高いのではないでしょうか。しかし、多くの企業とコンタクトできると言うことはそれだけ準備しなければいけないことも増えると思います。ここについては、在宅通学である事がむしろプラスに働いているかも知れません。
別の側面から、SNSでもアピールできる就活生、企業は活発なやり取りがあると思います。インターンの効果的な活用やカジュアルな情報交換を積極的に薦めていると、採用する側もされる側も満足度の高い活動となっている様に見受けられます。就活生がSNSを上手く使えるという事は、情報収集と精査、外部リソースの有効活用、コミュニティ作りやその中でのポジショニングなど、新しい時代に必要なビジネスの素養が身につけられる機会を持っていたと言えるかも知れません。