【NA直6なら一層楽しい】BMW 3シリーズ(E46型) 英国版中古車ガイド 今でもハンサム
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E46は名車
特徴はフロントサスペンション。
E36はストラット式だが、ボディ側取付はボールジョイントを使用。ゴムブッシュなど使わず、正確な位置決めをしていた。
しかし、快適性等の要求から、E46はボールジョイントをゴムで包む形として、若干のコンプライアンスを入れた。
位置決めは少々劣るが、それでも正確。
その後のE90は生産効率向上のため、精度があまり求められないゴムブッシュ(だが、上級モデル向けのダブルジョイント式)に変更されている。
E46バイヤーズガイド的には、2000年を境にエンジンが変わり、2001年にフロントマスクのフェイスチェンジがある。
318iは当初直4の1.9LSOHC。パワーはかなり低い上にGM製4速オートマ。2ドアの318icは左ハンドルMTも選べたが、遅い。
コレが2000年にエンジンが変わり、318iにはバルブトロニックの直4 2LDOHC150馬力が搭載された。
直6モデルは、当初M52エンジン搭載の、320(2L)、323(2.5L)、328(2.8L)にJATOCO製5速オートマ。
2000年以後はM54エンジンが搭載。320(2.2L)、325(2.5L)、330(3L)に、ZF製5速オートマ。
M52は従来の鋳鉄ブロックにDOHC、吸排気VANOSのヘッド。
M54は新設計アルミブロックにDOHC、吸排気VANOS。電子制御スロットル採用の為、右ハンドル車でもアクセルリンケージ不良に悩まされない。M52はアクセルとワイヤーで繋がってるので、右ハンドル化の奇天烈なワイヤーリンケージとなる。
この頃直6にはバルブトロニックは非採用。
パワーやスムーズネスはM54が圧倒的に勝ち。
もしらしく走らせるなら、何件か存在する海外OEM部品を利用する良心的なBMW専門店で。
サスペンションのショックアブソーバー及びボールジョイント、ラジエーター他冷却系、オルタネーター辺りは交換必須。
エンジンオイル漏れ、VANOSホースから漏れ、パワステオイル漏れ、ATF漏れも珍しくない。
メンテ杜撰ならブレーキローターやパッド、パッド減りセンサー、ABSセンサーも交換。
でも、良心的なお店なら100万円でシャキッとする。
E46車体はタダ同然。メンテ100万円なら安いもん
今は亡き濃密なBMWの世界を味わえるのだからE46は名車ですね。
この本国AUTOCARの翻訳中古記事はなかなか毎回面白いし、読み物としてはいいんですが、E46ならもう少し解説してくれてもいいですよね。需要もありそです。
ということで、鈴木さん解説ありがとうございます。
6発をダイレクトに味わいたければM52エンジンかつ左ハンドルならいいのでしょうかね。しかし、探してみるとほぼ無いですね。それなら丁寧に乗られている個体と良心的なお店を探す方が早いか…ここに出てる330カブリオレいいなあ。