[東京 10日 ロイター] - 自民党総裁選への出馬を検討している河野太郎行革担当相は10日午後4時から記者会見を行う。会見に先立ち記者団に配付されたパンフレットには「産業界も安心できる現実的なエネルギー政策を進める」と明記され、「反原発」を過去に主張していた経緯を懸念する産業界などに配慮している。

このほか、「一方的な現状変更の試みに対抗できる枠組みづくり・抑止力の強化を行う」として、中国の領土拡張的な傾向をけん制した。新型コロナ対策では「ワクチン接種を迅速に進め、必要な3回目接種の準備を行う」と盛り込んだ。