(ブルームバーグ): ソフトバンクグループのビジョンファンドで唯一のシニア・マネジング・パートナー、 ディープ・ニシャール氏が同社を去ることを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
リンクトインに掲載されている情報によると、ニシャール氏は2015年にソフトバンクグループに入社。スタンフォード大学の講師だった経歴もある同氏は、リンクトインでは製品・ユーザー経験のシニア・バイスプレジデントを務めた。その前はグーグルに勤務していた。
同氏は退社の可能性について話し合っているが、まだ何も決定していないという。非公開情報であることを理由に関係者の1人が匿名で述べた。
ソフトバンクグループのウェブサイトによると、これまでニシャール氏は30件を超える同社の買収案件に関与してきた。その中にはスラック・テクノロジーズやピア・セラピューティクスへの出資も含まれる。
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ビジョンファンドとビジョンファンド2を監督するソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズの担当者は、コメントを控えた。ニシャール氏からのコメントも得られていない。
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原題:SoftBank Vision Fund’s Deep Nishar Said Discussing Leaving Firm(抜粋)
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