【宮田裕章の提言】ギブ&テイクではなく「ギブ&シェア」。データ共有で開く医療の新世界
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医療は貧困などの社会問題と密接であり、それに対して医療業界のデジタルトランスフォーメーションを通じて社会を変えていこうという発想。
その根底には、ギブ&シェアという価値観が必要、ということですよね。
注目のコメント
宮田先生に、医療分野が持つ課題や解決策について伺いました。
今の日本は大多数の「平均の人たち」に合わせて作られているけれど、そもそも分断や格差が広がり、個別化した現在は「平均の人たち」がいません。だからこそ、医療にまつわるさまざまなデータを利活用して、医療だけでなくヘルスケアや福祉など、さまざまな社会課題を解決する必要があるとのこと。
記事内にシングルマザー問題がありますが「誰も取り残さない社会」を作るためには、データを集めてシェアすることが極めて重要。誰もが幸せに生きていけるような社会を作っていくためには、避けて通れない道ですし、待ったなしの状態だと思いました。広告ですが宮田先生に引っ張られて読んでしまいました。
思うに医療データにも、全銀手順のような国際規格のプロトコルが必要なのではないかと感じます。NHKの番組で口腔癌の患者さんがコロナ禍で治療する病院が無く、仕方なく九州のがんセンターに診察に行くというインタビューがありました。医療逼迫を感じると共に、日本の何処かで治療を受けられて良かったと思いました。お薬手帳、カルテ、紹介状など銀行口座の様に利用者が電子的に保管し、必要な時に取り出せる仕組みが必要と感じます。そもそも、医療データは患者の持ち物であるという考え方が浸透する事を願います。もはや医療やヘルスケアの枠を超えて活躍されている宮田さんに、今回は医療業界が抱える課題とデータ活用における理想の未来をストレートに語っていただきました。
さまざまな金言をいただきましたがデータ活用におけるスタンスはGive&Takeではなく、Give&Shareという言葉、すごくしっくりきて流行らせたい衝動に。