パラバド混合・藤原大輔、杉野明子組が銅 杉野は2個目、藤原は初のメダル - バドミントン - 東京2020パラリンピック
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注目のコメント
大輔と明子、本当に良かった!
パラバドミントンのメダルラッシュはこれで最後になります。そして東京パラリンピック全競技が終了しました。
立位上下肢混合ダブルスは、
・重度下肢障害のSL3
・軽度下肢障害のSL4
・上肢障害のSU5
というクラスの男女選手が、2人の合計障害点数8以下となるようにペアを組んで戦います。
藤原選手が男子SL3、杉野選手が女子SU5のこのペアは、攻撃力が高くスピードに難がある藤原選手とその逆の特性を持つ杉野選手がお互いをカバーするゲーム展開となります。
普段から仲の良い2人ですが、杉野選手が年上なものの藤原選手がよく喋るという関係はどこかの混合ダブルスペアと似ているかもしれません。ライブ配信が無かったものの、試合後に抱き合ったという情報も現地から入っています(笑)
そしてこのペアを語る上で、男子SL3の末永選手を欠かすことができません。
末永選手はダブルスの名手で、2016年から末永・杉野ペアは数々の大会でメダルを獲得してきましたが、東京パラ予選レース直前で杉野選手が怪我による半年離脱となってしまいました。末永・杉野ペアは後半から巻き返しを目指し世界ランク7位まで復帰しましたが、東京パラ出場確定には間に合わないという連盟の判断の下、当時シングルスで出場が確実視された藤原選手と杉野選手がペアを組むことになりました(立位男子シングルス確定選手の女子パートナーは出場可という特殊ルールのため)。
本当に様々な巡り合わせがあった上でのメダル獲得となりました。個人的には、このメダルを末永選手にも捧げたい気持ちです。