[4日 ロイター] - サッカーのウェールズ代表主将ガレス・ベイル(32)は、ファンが複数回の人種差別行為を行った国の代表チームは、国際大会から追放されるべきと述べた。

今月2日、イングランド代表のラヒーム・スターリングとジュード・ベリンガムがブダペストで人種差別の被害に遭ったと報じられた。英国メディアの報道によると、イングランド代表の黒人選手に対し、サルの鳴き声を真似したチャントが浴びせられたほか、彼らがゴールを喜んでいた際、プラスチックのコップが投げつけられたという。

ベイルは今回のような出来事が起きた際、調査に時間がかかることに疑問を投げかけ、より速やかな行動が必要と指摘。「どれほどの厳罰が必要か分からないが、最も簡単なのはファンを入場禁止にするか、実際起きているようだが、複数の人種差別行為が確認された場合、その国を出場禁止にすることだ」と厳しい処分を求めた。

「ひどい行動を続けた国については、大会から排除して出場停止にすることが最善かもしれない。そうすれば教訓になるだろう」と提案した。