[ワシントン 3日 ロイター] - 米国のブリンケン国務長官は3日、アフガニスタンからの退避活動の支援に謝意を示すために5日にカタールを訪問すると明らかにした。これとは別に、国防総省はオースティン国防長官が来週サウジアラビア、カタール、バーレーン、クウェートを歴訪すると発表した。

ブリンケン長官はカタールの首都ドーハを訪問後、ドイツを訪問し、アフガニスタンからの退避活動に関与した約20カ国が参加するオンライン形式の閣僚会合に出席する。

長官は国務省で行った記者会見で「米政府はタリバンとのコミュニケーションを維持している」と表明。アフガニスタン国内に残留しているが国外退避を望んでいる米国人とも常に連絡を取っていると述べた。

国防総省によると、オースティン長官は5日に歴訪に出発。アフガニスタンからの退避活動への協力に謝意を表明する。