[ブリュッセル 2日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が2日発表した7月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は、前月比2.3%上昇、前年比12.1%上昇と、市場予想を上回った。

エネルギーと中間財の価格上昇が主因。ロイターがまとめた市場予想は、前月比1.1%上昇、前年比11.0%上昇だった。

PPIは消費者物価指数(CPI)の先行指標とされる。8月のユーロ圏のCPIは前年比3.0%上昇と、欧州中央銀行(ECB)の目標である2%を上回った。

7月のエネルギー価格は、前月比5.7%、前年比28.9%上昇。中間財は前月比1.9%、前年比12.6%上昇だった。