中国発物流ロボット「シリウス」を日本企業が続々と導入する理由

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記事にもありますが、AGVとAMRを簡単に比較すると:
・AGV: 「新設倉庫×大規模投資×事前設計」に向く
     (Amazon KIVAや、Alibaba Quicktron)
・AMR: 「既存倉庫×1台ごと×その日から使える」
     → 日本のような成熟市場に特に適する

既存倉庫で人手不足/非接触/自動化ニーズがある中で、その日からアルバイトの代わりに働けるロボット。サブスク(Robot as a Service)でもう一段導入ハードルを下げる方向性へ

仮にDX化とは「スピードを改善し、業務のクロックスピードを劇的に上げる」ことだとすると、意思決定/導入/セットアップ/利用まで、まさにあらゆる面でDX化が徹底されていると言えるでしょう

なお、同社の技術は物流ロボットだけでなく、業務用清掃ロボットや介護分野にも応用が可能で、そうした展開も楽しみではあります

ちなみに、乱暴にいうと、ロボットの発展度合いは、母体となるマーケットのサイズ感・競争力によると思います
・日本は製造業が強いために、製造工程のロボットが強い
・中国/アメリカはECが強いために、物流ロボットが発達

(お知らせ/おことわり)
当方がPKSHA SPARX Algorithm Fundを通じて投資をしている先になります🤲

https://newspicks.com/news/6136493/
>シリウスは、物流業務の効率化とコスト削減を抱える企業に向けて、AMR(Autonomous Mobile Robot=自律走行ロボット)とAIoT技術を活用したソリューションを提供する。

日本、中国、韓国のみならずシンガポールでも快進撃を続けているとのこと。こういうテクノロジーの進歩はホントに速いですね。
こういう技術の組み合わせにより、益々便利、かつ実用的なものが産まれてくる可能性大です。
「AGVは走行ルートをあらかじめ決めておき、それに沿って搬送するものだ。」磁気テープって。。。。いつの時代のAGVの話でしょうか?この分野の技術進歩は凄まじく早く、今はQRによる位置情報取得型が主流です。自律走行型も出てきています。

そもそもAGVとAMRは開発コンセプトが異なるもので、AMRは作業者との協業を目指したマテハンと言えます。なので、人が介在することが前提。あとはGTPなどもありますね。

ロジスティックスの運用によってどちらがはまるかは変わって来ます。

それにしてもこの分野は中国勢の勢いは凄いです。現状は中国勢と欧州勢の一騎打ちといった感じでしょうか。
へぇ~そうなんですね。

中国発の物流ロボット「シリウス」を日本企業が導入している、という記事です。

若い頃、何度か倉庫内バイトをしましたが、夏はクーラーもなく飲料ケースは非常に重く、仕事が大変だった記憶があります。

また、バイトをしながら「ロボットの力を借りて移動できたらいいのに(小さな車)」と思っていました。

日本企業にロボットが導入されていない理由として、良い意味で「日本流”の物流が倉庫も含め出来上がっていた」ということみたいですね。

アジア圏からアフリカ圏の国は絶賛フロッグジャンプ中かと思いますが、他国の最新技術を取り入れながら日本も次のチャンスを狙いたいところです。

にしても、1台8万円で導入できるなら、導入ありきで倉庫を作ったほうがランニングコストは抑えられそうですね。

▼まとめ
・中国スタートアップ企業「シリウスロボティクス(Syrius Robotics)」は、中国国内ほか、日本や韓国、シンガポールでも快進撃を続けている
・日本の実績として120台のロボットが数カ所の倉庫で稼働
・1台1か月で最低8万円で導入可能
ポイントは、ここ(低コストでの導入)でしょうね。
やってみないと効果がわらかないものに、いきなり何百万円、何千万円という投資は日本企業では困難です。

(以下、記事中から引用)
シリウスは現在、RaaS(Robot as a Service)業務の展開を強化し、同社のロボットを合弁会社のROBOCREWからレンタル(サブスクリプション)という形で提供している。「1台1か月で最低8万円で導入可能。新モデルではさらに安く提供できるようにしたい。この低価格は自社開発だからこそ実現した」と蒋氏は自信をもって語る。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません